2021年11月12日（金）に開催しました、第18回月例会。

手指消毒や座席同士の距離を空けるなど感染症対策を実施したうえで、先月に続きTIB現地で開かれた今回は、現地とオンラインで計約90名の方にご参加いただき開催しました。

今回は株式会社GRCS 佐々木 慈和 代表取締役社長に登壇していただき、『地方からの起業―新規上場承認までの道―』と題して、岩手県で生まれ海外の大学へ進学し、東京で起業して東証マザーズに上場承認（※11月18日に新規上場）されるまでの過程をお話しいただきました。

「テクノロジーデシンプルニ」をビジョンに掲げ、複雑な外部環境リスクから「ガバナンスのDX化」を通じてクライアント企業を守ることを目指した事業を展開されている佐々木社長。Ｇ：ガバナンス、Ｒ：リスク、Ｃ：コンプライアンス、Ｓ：セキュリティという、情報管理が属人的となり課題の把握・対応が遅れがちな領域において、テクノロジーの活用による管理強化・業務効率化に取り組み、企業経営における迅速な意思決定を支援して情報管理手法の重要性を啓蒙してこられたそうです。

なかでも地方の岩手県で生まれてアメリカの南カリフォルニア大学に進学し、人生の地図を変えながら国を意識しない世界観を育んだ経験や、地方出身だからできる事業戦略のお話は、これから起業を目指す学生や社会人、経営者の参加者にとっても多くの学びや気づきを得られる貴重な時間になったことと思います。

講演後に行われた質疑応答では、現地参加の高校生をはじめオンライン参加者からも様々な質問が寄せられ、時間の許す限り熱く応えていただきました。また月例会の最後にはTIB現地で懇親会、そして二次会も開催して、多くの方に交流を深めていただきました！