鳴門の魅力を大満喫!鳴門ツアー

とくしま若者回帰アンバサダー7月の交流会は、「徳島の魅力を体験・体感すること」「アンバサダー同士の交流を図ること」の2つを目的として、県北まで足を延ばして「鳴門ツアー」を開催しました♩

まず向かった先は、焼きたてパンと阿波牛・金時豚など徳島県産のグルメがいただけるレストラン【THE NARUTO BASE】。ここでは、鳴門市地域おこし協力隊として活躍している和田 一詩さんと、高橋 真冬さんにお越しいただき、地域おこし協力隊になるまでのいきさつ、鳴門の魅力、徳島を盛り上げたいという熱い気持ちなどを語っていただきました。

和田さんと高橋さんは愛知県から徳島県へ移住し、2020年に地域おこし協力隊に就任されたそう。少しユニークなのが「ミュージカルと釣りで街おこしをする!」と目標を掲げられ、精力的に活動を続けていること。和田さんは劇団四季に所属歴があるほか、徳島インディゴソックスで投手を務めたこともある異色の経歴の持ち主。一方、高橋さんはミュージカル講師や脚本、振り付け、作曲活動まで手広く手掛けられています。
そんな2人の共通の趣味が「釣り」。鳴門の海で釣りをしたときに、鳴門の地域資源である「海」の魅力に惚れ込み、地域おこし協力隊としてそのブランド価値をもっと高めるためのイベントや企画などを立案されてきました。コロナ禍も相まって、地域おこし協力隊の任期内(3年間)では、地域の課題解決までたどり着くことが難しいと判断し、思い切って定住を決意されたそうです。鳴門市に舞台芸術の文化を根付かせ、地域資源である「海」の活用と発信のため、日々邁進されています。

2022年4月に県内外の釣り愛好家の方とともに(一社)TSURIBITOを、2023年1月には株式会社UZU ARTSを立ち上げ、「これからも鳴門の魅力をもっともっとお伝えできるようなサービス、居場所づくり、イベントなどを作り上げていきたい」と目を輝かせて話してくれました。

徳島で暮らす私たちにとっては、当たり前の日常である海、川、山などの大自然。でも、今回のお話を聞く中で私たちの「日常」が、県外の人にとっては大きな魅力のひとつなのだと気付かされた瞬間でした。
和田さんや高橋さんが「(県外から来た)ヨソモノの自分だから出来ること、気付くこと」と語ってくださった一つひとつから、アンバサダーたちは多くの学びを得ました。その後のランチ懇親会では、移住の裏話や若者たちへ人生の先輩としてのアドバイスなど、いろんな話に花が咲き、楽しいひとときとなりました。

午後からは、鳴門市の観光の代名詞でもある「大塚国際美術館」と「渦の道」の見学へ。夏休みシーズンに突入していることもあり、どちらも観光客で大にぎわい。アンバサダーたちもプチ旅行気分を満喫しました。

大塚国際美術館では、古代から現代に至るまでの迫力ある陶板名画に触れながら、芸術文化を堪能。徳島に居ながら異国文化に触れることができる、唯一無二の場所だと実感しました。

最後の目的地は、大鳴門橋の海上遊歩道を歩く「渦の道」。眼下に広がる鳴門海峡はスリル満点! 渦上45mに吹く潮風は想像以上に冷たく、猛暑日ということを忘れてしまうほど。今回のツアーは、これまでとは違った視点で鳴門を深く知り、魅力に触れ、最高の夏の思い出となりました。

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